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二人でお料理作曲法 ver.1

二人で曲を作る方法を考えてました。作曲の技術をアウトソーシング(他の人に頼むこと)できればガチの素人でも曲が作れるようになって面白いのではないかと思います。しかしタダで他人の要望にホイホイ応えてくれるお人好しな作曲家はこの世に存在しません。(いたとしたらその人はあなたの体目当てな可能性があります)

なぜでしょうか?それは作業の負担が格段に違うからです。作曲というクソめんどくさい作業を全て他人の指示に従ってやらなきゃいけないなんて考えただけでも心臓が止まりそうです。それに比べて指示を出す方は比較的楽です。例えば私もテレビとか見たりして「ここはこうしたほうがいいのに」と思うことはよくあります。でもそこには知らない意図が隠されていたり、制作費などの都合上不可能だったりするかもしれないのです。実際に作業するうえでは思ったより制約があるものですが外からは分かりにくいのです。それに、一生懸命作ったものを外からああだこうだ言われたら作った人はもちろん面白くない。「友情から始まった共同制作企画の結果は苦いお別れ」という悲劇にもなりかねません。

だからまずはこの負担のズレを是正する必要があります。一番簡単な解決法は指示出し役が適切な額のお金を払えばいいのですけどそれでは単なる依頼作曲になります。なんだか面白くない。二人が同等の関係であるにはどうすればいいか。あるいは同等でなくとも作業が多くの場合円滑に進むシステムはないか。

 

ここで登場人物、二人の役割を決めておきます。

 ・作曲家役「指示出し役の指示を受けて作曲する」

 ・指示出し役「作曲家役に指示を出して作曲の方向性を決める」

 

ここで指示出し役として想定しているのは「BPMをもっと早く」などと具体的な指示を出すことができない、BPMという言葉を知らないガチの素人をも想定しています。(作曲家役は特にレベルを想定していません。

 

作業の流れ

・まず指示出し役が指示を出す

・作曲家役が指示を受けてなんらかの曲を作る

・指示出し役は曲を聴いてさらに修正の指示を出す

・作曲家役はその指示を受けて曲を修正する

・それの繰り返し

 

これが基本的な流れです。細かいところは置いといて、まず終わる方法を決めておきましょう。

 

終わる方法

・どちらかが「作曲の終了」を宣言したら終了。

・どちらかの連絡が一週間なければ強制的に終了。(「仕事や学校が忙しかった」などいかなる理由でも強制的に終了)

・(指示→曲の提出)を1セットとして、10セット繰り返せば強制的に終了。

・どちらかがルールを破った場合、終了。

 

さて、それでは次に出来た曲の権利について決めましょう。(権利とかいちいちめんどくせぇ、自分らで勝手に決めるよって人は読み飛ばしてください。*で囲んだ部分が権利についての話です)

 

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曲の権利

・作曲家の権利

  曲に作曲家として名前がクレジットされる権利

  保存しておく権利(手元に置いてある曲を削除しろと相手に言われても削除する必要はない)

  指示出し役より多くの利益を得る権利(利益が発生した場合、取り分は常に作曲家の方が多いものとします。デフォルトでは作曲家8:指示出し役2。しかし、このルールは法律的拘束力がないと思われるので、ガチの不服なら民事裁判で決まるでしょう)

 

・指示出し役

   曲に原案として名前がクレジットされる権利

  保存しておく権利

  曲から利益を得る権利

 

次に、出来た曲を同人マーケットなどに出品、あるいはインターネット上に投稿する際の権利・ルールについても決めておきます。

 

曲の発表の権利・ルール

*基本的には曲の状態(発表されている、発表されていない)を決める権利は双方とも同じだけ持っている。

 ・曲を発表するには双方の同意が必要である。どちらか一方の一存では発表することが出来ない。

 ・発表された曲の指し止め・削除はどちらか一方の一存で決めることができる。作曲家役も指示出し役も発表された曲をいつでも差し止め・削除する権利がある。

 ・双方とも曲が発表されたこと、また、差し止め・削除されたことを知る権利がある。

 ・発表した曲がサンプリングによる著作権侵害などで訴えられた場合、その賠償は作曲家役が9割行う。指示出し役は1割負担。ただし、指示出し役も曲が著作権違反に該当する事実を知っていてなお発表した場合は、負担は折半になる。(しかし、これらのルールは法律的な拘束力はないと思うので、ガチで争う時は民事裁判で決まるでしょう)

 

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では次は実際の細かいルールです。いったいどういうやり取りで二人は曲を作るのか、その方法について述べていきましょう。

 

まず指示の出し方です。

 ・指示出し役は最初に食材の名前を言います。「りんご」とか「バナナ」とか「牛肉」とかです。だいたい3~5個くらいが良いでしょう。

 ・作曲家役はその並べられた食材からイメージした音楽を作ります。

 ・指示出し役が次に与えられる指示は「調味料」と「量」だけです。例えば「砂糖30g」とか、「ターメリック60g」とかです。複数の調味料を支持することもできますが、2~3個くらいまでが良いかもしれません。

 ・指示出し役は最初の食材と、その後の調味料以外一言も言葉を発してはいけません。他に言える言葉は「もうやめます」だけです。

 ・作曲家役は指示出し役に音楽以外送ってはいけません。言える言葉は「もうやめます」だけです。

 ・双方は作業が終わるまで、外でその作業についてあまり言及しない方が良いです。

 ・作業が終了になれば、最後に指示出し役が出来た音楽に名前を付けて(例えば「ドス黒いカレー」など)、それで「二人でお料理作曲法」は完全に終わりです。

 

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データの受け渡しについて。

 googleのサービスを使えば、捨て垢でも作ってgmailgoogleドライブなどを使ってデータのやりとりができると思います。

 

実際にやってみたら、なにか悪いことが起こるかもしれません。これについては今後も考えていきます。

二人でお料理作曲法、興味があったら誰かとやってみてください。