背伸びをしたらなにもかもお終いよ

音楽の話、自分の考え

理解ってどうなの?

漫画描きましたので宣伝します。過激・不快な内容なのでお気をつけください。

 

http://seiga.nicovideo.jp/comic/40709

 

過激・不快の注意書きは礼儀として書いてあります。それで「嫌なら見るな」とは言いません。読者に「嫌」と言う権利はあると思うし、発表した責任が私にはある。ま、気をつけてね。ブラックですよ。

 

追伸:

責任とは具体的になんなんだ?

 

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クリエイターは作品を作りますけど、それが受け手にどう受け止められるのが正解なんでしょうかね。

理解されたいために作ったりするけど、でもそれってどうなんだろうという思いもあるのですね。

なにか伝えたいものがあってそれを伝えるために創作をやる、というのが理由として言えるでしょうけど。。。

自分はだいたい「こんなん好きだな~」って感じで作っているのですけど。メッセージとかは特にこめないです。「イライラする。めちゃくちゃにしたい」って気持ちはこもってるけど。

「わかって欲しい」って気持ちは私にもあるんだけど、それは果たして創作で満たすものなのかどうかって思う。

「わかって欲しい」「何を?」「自分を」って、話がショボくね?

自分以外の、なんかもっとデカいテーマで、宇宙についてとか?音楽についてとか?そういうのを伝えたいみたいなところある。

 

難解な作品ってありますよね。ポップな作品もありますね。

ある程度自我が成長したらそりゃ難解な作品だって作れるようになるんじゃないかな。自分しか知らない気持ちっていっぱいあるわけじゃん。私がどんな町で小学生だったか。そこでどんなエピソードがあったか。どんな匂いを覚えているかとか、まずみなさん知らないわけですから。それを元に詩でも書いたら、難解なものができますよ。

ポップっていうのは、「科学とは反証可能なものである」みたいな感じで、オープンであることを志向しているのだと思う。

でも、やっぱり難解なものってカッコいいですからね。難解なもの作りたいですね。でも自分はカスのカスのカスなので、自分由来の難解なものは作りたくない。底が知れてる。でももしかしたら自分だって、深いものなのかもしれない。わかんない。しかも自分しかないわけだから、嫌だと言っても自分由来のものばっかり作ってる感じ。

 

理解は難しいと思う。他人は自分がどうしてこういうことを考えるに至ったかという道筋を、まず知らないわけだから。

私が覚えてる思い出で、中学生の頃「社会主義」って言葉を辞書で調べたのを覚えてる。辞書で調べても意味は分からなかった。「社会主義」って言葉は、「社会」を「主義」してるわけだから、きっとゴミ拾い活動とかそういう公共の利益になることを率先してやる立場のことだと思っていた。でも辞書にはソ連だとか出てきて、難しかった。

あの時から私は「意味」について興味があった。哲学にも興味があった。あんまり深く勉強はしなかったけど、ちょこちょこそういうことを考えてきた。

そういう今までの人生が私を作り上げているのだけど、果たしてそれが何も知らない他人に想像できるかって、まずできないと思う。

それは私にとってのみなさんもそうだけど。この記事を誰が読んでるかとか、想像を絶するわけだし。

 

あと間違った思い込みとかもありますけどね。よくひっかかる。この人はきっとこうなんだと思い込んじゃう。なんか怒ってるんだとか、実は俺に惚れてるんだとか。そういった不確かなモデルでコミュニケーションしていくわけだからね。難しいと思います。

 

あと、言葉で意味を伝えようとするけど、言葉で意味って思うようには伝わらない。

ちょっと前に私が住んでる賃貸の管理会社に用があって、電話をかけました。

管理会社「今、現場にいるんですか?」

私「はい、います」

管理会社「じゃあちょっと今からやっていただきたいことがあるんですけど」

私「あ、すいません。ちょっと離れてるので戻ります。かけなおします」

この「現場」という言葉の指すものが、私と管理会社の人で違ってたわけですね。私はかなりアバウトな人間だから、こんなこと毎日のようにある。

お母さんが私に「今何時?」って聞いたから「三時」って答えたけど、三時二十分だったんですよ。お母さん「それを三時とは言わない」と言って来たんですけど、私の中では三時二十分も三時に入ってたんですよ。

上司に聞かれたらもっと正確に答えたけど、まぁお母さんだし、みたいな状況も働いてさ。

言葉のコミュニケーションも難しいですね。

 

目的を理解以外にすると、何があるんだという話ですけど。

なんだろうねぇ?って感じです。

逆に理解されることを本当に究極的に突き詰めた創作をしても、それで知ることはあるだろうけど。

難しいからこそやってみるということも言えると思うし。

 

小噺:

音楽なんて本当はどうでもいいような、流行りに乗っかるだけの人間を相手にするのは嫌だって?

なに言ってんだい、そういう人間に衝撃を与える試みが面白いんじゃねぇか

でも俺は、他人のために作ってるわけじゃないんだぜ

(どないやねん!)