背伸びをしたらなにもかもお終いよ

音楽の話、自分の考え

わたしには

ある。

なにが?

あるんですけど。

なにがあるって?

わたしには「ある」ということを知っている。

だが、これを読む人はなにが「ある」のか知らない。

そもそも「ある」ってどういうこと?

ここでいう「ある」とは「存在する」ということだけど、いったいどんな風に存在してるの?

浮いてるの?触れるの?空想上のもの?観念的なもの?みんな知ってる?

「ある」の質感はどういうの?

 

結局なにが「ある」のかと言えば、

とあるモチーフがある。

とある情景がある。

とある発想がある。

ひとつある。

それを元に、なにかを創作する。

 

それで?

そこから先がよく分からないというね。

 

追記:

というわけですけど。

なにが言いたいかよく分からない文章なので、補足をします。

これを書いたのは「作品を膨らませて作っていくのめんどくさい」と思ったのがきっかけでした。

 

例えば、私は前にこんな四コマ漫画を描いたのです。

 

タイトル:「底なし沼」

1コマ目:男が沼に沈んでいく「助けて!底なし沼だ!」

2コマ目:男はあることに気付く「ん?なんだかあったかくて気持ちいいぞ!?」

3コマ目:「わーい温泉だ!極楽極楽!」喜びながら沈んでいく男

4コマ目:完全に沈んで見えなくなった男。沼からは温泉の湯気が出ている。

 

これは、「底なし沼かと思ったら温泉でもあった」というひとつのアイデアです。

追記:

こういう「〇〇が〇〇」みたいな論理的なものではなく、なにかのシーンのイメージや気持ちということもあります。

こういうアイデアを、どういう構成で見せるかを考えるのは、好きなんで楽しいんですよ。(まあ本腰入れて考えるのは大変だけど)

「男がだんだん沈みながら逆に喜んでるように見せよう」とか「最後に湯気を出してトボけた感じを出そう」とか、そういう「構成」を考えるのは結構好きなんですよ。やりながらよく考えるんですけど。

 

だが、絵ね。真剣に描くのが超大変。

だから、チョチョイと書いちゃうんですけど。

でも、絵もやっぱり大事なんですよね。

四コマはアイデアひとつで描けるところあるから、良い。

良いのだけど、それでもそれなりに手間をかけないといけなかったりする。

その手間が、だいぶめんどくさい。

わたしには親切さや、丁寧さが、あまりない。

めんどくさいから。

 

ただ、世の創作って、そういう部分がほとんど多いんじゃないかと思うんですよ。

パッと閃いたアイデアを元に、丁寧に丁寧に仕上げていく。

背景を描いたり、トーンを貼ったり、ペン先の太さにもこだわって描く。

大変ですよね。

私はそういうことあんまやってないんですけど。

 

だから私なんかは、パッと閃いたらパッと出しちゃうんですよね。

それで、あーもったいないなー、もっといろいろやってりゃよかったってなることが多い。

辛抱が足りない。

パッと閃いたもののために、じっくり作っていくのは、キツい。

 

今思ったのは、多分じっくり作ることは「閃いたネタのために」やるのでは嫌になるんじゃないか。

じっくり作ること自体に、何か目的を見いだせないと大変なんじゃないか。

 

https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/705

 

素晴らしいですよね。

「唐突に激上手サラダ出そう」とか、そういうの良いなぁと思う。

「絵が描いてあるのは当たり前」でスルーされるような作業を、楽しんでるのが良い。

 

まぁ、楽しいばかりじゃなくもちろんいろいろ大変だろうけど。

楽しんでるのが素晴らしいのではなく、普通はめんどくさいとなる地味な作業に何か意味を見出せてるところが素晴らしいのだ。

 

最近、落語聞いてるんですけどね。

落語で感動して、それを友達に話したりする。で、私は話のあらすじを話す。

 

例えば「芝浜」

説明するのが大変なので、こちらをお読みください。

https://www.google.co.jp/amp/s/edokara.tokyo/conts/2015/10/31/316/amp

 

私は筋は話せる。どこに感動したのかも話せる。

「有名な話でオチは分かってるんだ。「よそう、また夢になっちゃいけねぇ」それを、こう酒を飲むよ、飲むよ、引きつけて、スッと離して、落とす、これが見事で」みたいに。構成の話ですね。

「本来の落語は読むもの、聞くものではなく、見るものです」とは桂歌丸の言葉です。

落語は筋を話して構成の話をしても不十分で、演じなければならないのだと思います。門外漢の発言ですが。

(まぁ正直、筋やどこに感動したかだけでも友達に話せる自分は多少はすごいという自負はあるが)

大変だ大変だ、と言っていたのはこの「演じる」という部分です。

これはもう、芸ということになる。

(筋だけ話すのも芸と言えば芸だけど、それとは別に演じるという芸はすごい)

 

芸はすごいですね。

 

私はもうさっさと出したくて仕方ないってなる。(そりゃ、みんなそうかもしれなくて、そこを我慢してるわけかもしれないけど)