背伸びをしたらなにもかもお終いよ

音楽の話、自分の考え

気付かなかったよ

立川談志の「らくだ」はすごいのですが、雨の中のらくだがすごいとは気付かなかった。

言われてみればそんなシーンもあった。それがすごいと言われれば、すごいような気もする。

立川談志の「らくだ」と言っても知らない方もいらっしゃると思うので、ここでスパッと切る。

(追記:

らくだについて語ればいいんだけど、この記事の着想を得たのは上記のマイ・エピソードだけど、この記事で言いたいことは「らくだがすごい」ということではないのである)

 

ここから先は映画鑑賞で例えます。

例えば誰かと、ある映画について語ってる時、相手が「あのシーンがすごく良かった」と言ったとします。あなたは「あのシーン」があったことは覚えてるが、それはそこまで印象的ではなかった。で、どうしてすごく良いのか相手に聞くと、自分は気付かなかった良さをその人は感じてることが分かった。

 

そういうのって、素敵やん?

 

一個すぐ出せる私の気付き語るわ。

イミテーション・ゲーム」って映画ですけど。

軽くネタバレ入ります。

 

主人公のチューリングが自分のやりたい考えがあるんだけど、上司に「あなたに説明しても分からない」みたいなこと言うシーンがあるんですよ。それで上司は「簡単に説明しろ」って言って、チューリングは説明する、それで説明されたのは一見分かりやすい簡単なことなんです。上司は「それは簡単なことだ」って言うんですけど。

チューリングが上司を見くびり過ぎたのか?って思うけど、それは違うと思って。上司はやっぱりそのことを分からないんです。分かってないんです。その証拠に、後々にチューリングの仕事を中止させようとした。本当に分かっていたらチューリングをクビにしようとはしなかった。そういうのが見え透いてたから、チューリングは「あなたには分からない」って言ったんですよ。

そう思うので、あの映画のシーンはすごいんです。

 

こんな風に、「細かいとこ」をどこが良いか説明するの素敵やん。作品は全体を捉えてざっくばらんに説明したくもなるけど、細かいところ説明するのも素敵だと思うのです。

 

あと具体的だと、良いよね。